近居とは親世代と子世代が近くに住むことです。同居するとライフスタイルの違いなどからトラブルになることも多いですが、近居だとトラブルになることなく助け合えるといいます。まず子世代が孫の子育てを助けてもらえる点です。子供が小さいとお世話と家事の両方をやらなければならず、ストレスが多いです。

大掃除などをしたいときは親に子供を預けられるのがメリットです。頻度が多いと嫌がられるかもしれませんが、親世代は孫が可愛くて仕方がないでしょうから、基本的に喜んでくれます。逆に家事のほうを手伝ってもらえることもあります。おかずを多めに作って手渡すだけで、料理が楽になります。

お返しは同じことをすればいいだけですから簡単です。お互いに楽をしながら生活するから、心にゆとりが生まれます。子育て以外には病人の看病があります。親世代は自分が病気になったときのことを心配しています。

フルタイムで看病できるわけでなくとも、子供が近くに住んでいるだけで大きな安心感があるでしょう。病院への送迎を頼める可能性もあり、近居を嫌がる親は少ないはずです。意外なメリットは補助金の存在です。自治体によってはこの合理的な近居を推奨する意味で、補助金を出しています。

ただ近くに住むだけでお金がもらえるのですから、こんなにうれしいことはありません。補助金を使って全員で食事に行ったら、もっと仲が深まるはずです。助け合って生活していく基盤ができるのです。